さわけんです。随分前にボランティアとして登録していたものの、新型コロナによって活動自体が中止となっていた期間が続いてなかなか活動できずにいた「東京都観光ボランティア」でようやくデビューすることが出来たのでレポートします。
担当したのは、東京駅周辺・日本橋エリア。東京駅の八重洲口・丸の内口と日本橋駅周辺というかなり広い範囲を受け持つことになりました。「東京都観光ボランティア」の場合、通常2名でペアを組んで活動するですが、今日は欠席者がいたため3名体制での活動となりました。
川崎フロンターレサポーターには親近感というか既視感しか湧かないあの青と黒の市松模様のユニフォームに腕を通し、週1ペースで観光ボランティアをやっているという英語と中国語が達者な超先輩と、東京駅周辺・日本橋エリアは初めてだけど他のエリアでの案内経験が豊富なフランス語を操る先輩のお二人にいろいろと教えてもらいながら、東京駅周辺に定められた定点(観光ガイドを行う場所)を90分かけて巡ってきました。
ご案内したのは日本人4割、外国人6割くらいでしょうか。途中面白かったのは、私たちガイドがぶら下げている「English」と書いてある札をみて、何をどう勘違いしたのか私たちを外国人だと思ったらしく、片言の英語で話しかけてきてくれたおば様たち‥‥そんなおば様たちからは「ボランティアご苦労様です」と温かいお言葉頂きました!
どのような質問されるのだろうと思っていたら、意外と同じパターンの質問が多く、東京駅の丸の内側と八重洲側を間違えてる方がほとんどで「北側自由通路があるのでそこを通って駅の反対側へ」とご案内すること数知れず‥‥でした。今時みなさんスマホで検索できるので大抵は迷わず辿り着けてしまうわけですが、うっかり反対側に出てきてしまった場合「北側自由通路」の存在を知らないと迷宮にはまってしまうようですね。
またGRANSTA(グランスタ)ひとつとっても「グランスタ東京」「グランスタ丸の内」「グランスタ八重北」と紛らわしい施設が3つあったり、東京駅一番街の「東京ラーメンストリート」や「東京キャラクターストリート」などの名称をキーワードに探すも見つからずに困っている外国人観光客が多く見られました。こんなの都民の私でも余裕で迷えます(笑)。日本のラストダンジョンとも呼ばれる複雑に入り組んだ東京駅。観光ガイドのニーズはとても高そうです。
ボランティア活動の活動時間が90分しかったのであっという間に終わってしまった感じです。頼もしい先輩方にも恵まれ、ワクワクドキドキのデビュー戦を無事終えることが出来ました。本当にたくさんの観光客がいてうれしくなっちゃいますね。東京もロンドンやニューヨーク、そして京都・大阪にも負けないくらいの素敵な観光の街になることを願いつつ、また来月以降も時間見つけてガイドしていきたいなと思います。
東京都観光ボランティアは毎年10月頃に募集しています。興味がある方は来秋の募集時期を見逃さないようにね!
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/volunteer/volunteer2/