ハロー・ボランティアって何なの?何するところなの?について詳しく解説していきます。ハロー・ボランティアでは新規参加者向けに定期的にこのようなガイダンスを実施して、参加者がよりスムーズに楽しいコミュニティ・ライフをスタートできるようサポートしています。
こうやって文字で書くと、少し抽象的になってしまいますが、大事なのは、この一番最後の 仲間と楽しみながら他者への貢献をしつつ自分を高めていける環境 です。仲間。友達といってもいいと思います。そうした多数の人たちと共に過ごしながら、それぞれが望んでいるような姿だったり、望んでいるような状態へ、近づくための場がハロー・ボランティアというコミュニティである‥‥というわけです。
もう少し具体的に見てみましょう。
スポーツボランティアといっても、実に様々なバリエーションがあります。さらにその対象をスポーツ以外まで広げると、「イベントボランティア」や、子どもや高齢者のための「子どもボランティア」や「福祉ボランティア」、外国人や外国などを対象にした「国際協力ボランティア」、そして「環境ボランティア」など本当にたくさんのジャンルがあります。
ハロー・ボランティアには本当に多くのボランティアたちが集っていますから、「こんなボランティア探してるだけどやってる人いる?」なんて質問したらきっと誰かが答えてくれると思いますし、「ひとりじゃ不安なんで誰か連れてって~」なんて要望にも答えてくれる人はいるのではないでしょうか。
是非、みなさんの「ボランティアの幅」を広げて、これまで以上にボランティア活動を楽しんで充実したものにしていって下さい。
ボランティア活動するうえであったらいいよねというスキルやノウハウって結構たくさんあります。人がたくさん集まる場ですから、緊急事態に対応できた方が望ましい。よくボランティアの現場では臨機応変力が求められたりします。本当に想定のななめ上をいくような事態が発生しますから、それに対してどう冷静に対応するかという力が求められるわけです。
せっかくこうやって、多くのボランティアたちが集まっているわけですから、一緒に学びを増やしていきましょう!ここに書いている学びはあくまでも一例です。救命救急のスキル高めたいというのであれば、「じゃぁ消防庁とか赤十字の研修受ければいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、ここは自主研修ですから、私たち自身が本当に必要だと思うものをアレンジしてみたり、メンバーがメンバーに教える‥‥そういったことが出来るのが自主研修の強みであり楽しみでもあるかなと思います。
東京2020ボランティアのためのFacebookグループでは、東京2020大会が控えていたってことやコロナ禍だったということもあって、割と真面目に自主研修ってやってきたのですが、ハロー・ボランティアでは感染症の状況に注意しながら、ある程度「遊び」の要素を取り入れながらやっていきたいと考えています。
3つ目は交流です。世界中どこにいても気軽に参加できるZoomでの交流会や、コロナの状況に注意しながら様々な場で対面での交流の機会を設けたいきます。もちろんここで触れているのは、グループ全体として開催するイベントを指しており、個人個人の小さな交流会なんかは皆さんどんどんやっていただいて、ひとりでも多くの仲間を作っていって欲しいと思います。
そして、最後はスポーツ観戦・スポーツ体験。オリンピック・パラリンピックを通してひとつ気付きがあって、やはりスポーツ、競技を深く知っているという事は、その競技のボランティアをするうえでとてもプラスになるなと。ボランティア活動するうえでの動線だけでなく、楽しさと言う点でも非常に大きく向上するし、なによりも自分の経験の幅を広げる、視野を広げるというのは、とても素敵なことだと感じています。
是非一緒にスポーツ楽しみながらボランティアも一緒にやっていきましょう。野球やサッカー等、チケットの取り方とかは初心者にはなにかと難しいので、ここはその道のプロともいえる経験者にお願いしていきましょう!
このハロー・ボランティアというコミュニティでは、3つの価値というのを大切にしていきたいと思います。みなさんも是非一緒にこれらの価値を共に育てていければいいなと思います。
そして、真ん中。自己有用感。コミユニティに所属して、単に情報を得る側、消費する側にしかいないと、どんなにその情報が優れたものであっても、実は満足度はほとんど上がりません。やはり、自分だけでなく他人のために役立っているという状況を作りだすことがみなさんにとって良いことではないでしょうか。では具体的にどうすればいいのか?というのは、あとの方で説明しますので、ご安心下さい。
3つ目は一番右。居心地の良さです。こうした理念共感だったり、みんなのために役立つ。そういったことをするうえで、やはり大前提があって、それはここにいる人たちと共に過ごしたり活動したりするのが楽しいということがとても大事だと思います。なので、いろんな人がいます。それぞれバックグランドも違うし、なんなら価値観も違うと思います。しかし、他人の価値観を否定したり、不快にさせてしまうようなことはあってはならないと思いますので、そこは是非みなさんにも協力いただいて、過ごしやすいコミュニティを作っていきましょう!
ボランティアを純粋に楽しむ。人脈を広げる、友達をつくる‥という人もいるでしょうし、リーダーシップとか、対人スキル、マネジメントスキルのような、スキル向上を重視している人もいると思います。もうちょっと長期的視点にたってみれば、例えば、グローバルに世界で活躍したいとか、歴史に残るような大きなことをしてみたいという人もいるでしょうし、実はまだ自分の存在意義を明確にできていない自分探しをしている最中だよという人もいると思います。
なんにせよ、そうした個人個人のパーパス実現に向けて、このハロー・ボランティアという場を、活かして欲しいと思います。言い方を変えると、ハロー・ボランティアというコミュニティをうまく利用して下さいということです。
ボランティアを楽しみたいという方であれば、ハロー・ボランティアで展開されるボランティア情報を利用してもらえば良いでしょうし、独りでボランティア参加するのではなくみんなでわいわい楽しむ方が良いというのであれば、グループエントリーをこの場で募集して参加するのも良いでしょう。スキル向上を望んでいる人がいるのであれば、それに繋がるイベントやセミナーに参加したり、なんなら自分で企画するのも良い手なのではないかなと思います。
かつて、「私は人前で喋るのが凄い苦手。でも会社で発表とかプレゼンする機会が増えてきて、なんとかこの苦手意識を克服したい」と言っていた人がいました。その人が何をしたかというと、いろんなイベントや企画での司会やMCに積極的に手をあげてこなしていきました。結果的にその人の人前で喋るのが苦手というコンプレックスはある程度解消されて、その後のキャリアにも活かされることになった。そんな逸話があります。まさにそのような使い方、利用の仕方をしていってもらえればいいなと思います。所詮、ハロー・ボランティアはボランティアたちが集ったコミュニティですから、安心して失敗しながら練習台として利用する位の感覚でよいのではないかなと思います。
こうしたPublicなパーパスと、みなさん自身の個人のパーパスが相互にオーバーラップしながら進んでいく。その架橋となるのがこのハロー・ボランティアだというわけです。
もっと簡単に言えば、
がハロー・ボランティアですよということです。
実は、オンライン・コミュニティの過ごし方を解説したYouTube動画があります。中田敦彦さんのYouTube大学「オンラインサロン活用法」の中で詳しく説明されています。
この3つなんだと言ってます。
どういうことかというと、何か疑問点やわからないことがあれば、コミュニティの中で質問して下さい。そしてその質問に対して答えやヒントを持っている人がいれば、答えて下さい。コミュニティの中でオープンに質疑応答が交わされることで、それを見ている他の人達にも参考になります。
もし、自分が既に知っていて、これを他の人たちが知ったら助かるだろうなぁ、喜ぶだろうなぁという情報があれば、積極的に提供して共有してみて下さい。
コミュニティにおいて、様々なイベントやアクティビティが開催されると思います。そうしたものに参加するというのも、とてもわかりやすい関与、エンゲージメントを高める方法です。
しばらくすると、こういうイベントやアクティビティがあったらいいのになって思うかもしれません。そしたらそれを提案してみるのです。もしかしたら、誰かがその意見をすくい上げて実現してくれるかもしれません。そしたらあなた自身にとって有益ですし、他のメンバーたちにとっても有益な場になっていきます。
STEP5の「活動報告を書く」というのは、2つ意味があって、参加出来なかった方たちにもわかるように、まとめや復習といった参考情報を書くということがひとつ。もうひとつは、他の方たちに対する呼び水になるものを書くということです。
そして、さらに自分でイベントやアクティビティを手伝ってみる。最終的には主催して運営してみるというのが、大まかなオンライン・コミュニティの過ごし方になります。
これは、ハロー・ボランティアに限らず、どのコミュニティでも通用するステップですので、是非参考にしてみて下さい。
そして、最後のSTEP8ですが、これは究極的には自分でコミュニティを作っても良いのではないですか?ということです。コミュニティを維持するというのは本当に大変なことですが、得るものも非常に大きいので、是非挑戦してみて欲しいなと思います。