東京2020オリンピック後は東京マラソン、ゴールボールなど多数のスポーツボランティアに参加しています。特に、ゴールボールはレフェリー・クリニックを受け、現在レフェリー(審判)の練習中。来年はレベルテストを受ける予定です。
東京2020オリンピックが最初です。スポーツボランティアはこれが初めてだったのに、当初の役割だったイベントサービス(観客対応)が無観客のため消滅し、当時はどうなる事かと思い、かなり焦っていました。その後、イベントサービスからメディアサポートに役割が変更され、当初の予定と同一の日程で活動することができました。オリンピックボランティアの経験は非常に強烈で、ボランテイア活動を通して、これまで以上に世界中の方と繋がりたいという想いが強まりました。
まず、自分の活動がその大会運営のサポートに繋がるという達成感です。大変なこともありますが、無事終了した時の達成感や、競技者・関係者にお礼の言葉をいただくとクセになりますよ!
ふたつめとして、同じ目的を持った仲間に会えることです。多くの人たちとの意見の交換や情報共有の場を通して、自分だけでは気づけなかった事に気づけたり、多様な人たちと共に共同してタスクをやり遂げることで、自分自身が成長が実感できます。
最近では、どのボランティア活動に参加しても、「久しぶり!」と言える人がいて、ボランティア同士のつながりを感じています。また、遠征ボラ(遠地でのボランティア活動)は旅行気分も味わえるのでオススメです。
オリンピックでのボランティア活動はメディアサポートでしたが、メディアのみなさんは寝る時間も惜しんで仕事していて、そうした方たちのサポートにとてもやりがいを感じていました。またボランティア仲間やリーダーにも助けられたこともあって、大会関係者からの難しいリクエストにも柔軟に対応することができました。この経験がなかったら、ゴールボールのレフェリーも興味がわかなかったと思います。そういう意味でも「新しい自分を開拓する」ことに繋がったと思います。
ボランティアといっても、始めたばかりの人から長年ボランティア活動をしているベテランの人まで様々です。まずはみなさんがボランティア活動を楽しんで、ボランティア活動中に出た疑問や、共有したいことを自由に話せるコミュニケーションの場にして欲しいなと思います。情報共有だけでなく、こんな企画やってみたいなと思ったら、実際にやってみる。そういった形で、このコミュニティを皆さんにとって新たな自分を開拓できる場、修練の場として活用してもらえればうれしいです。私もボランティア活動の魅力発信や大会イベント交流会など企画していきたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いします。